舞台 『黒蜥蜴』 観てきました!

ずっと観てみたかった舞台、『黒蜥蜴』に行ってきました!


会場の看板
会場内は美輪ワールド!
 
江戸川乱歩原作、三島由紀夫脚本、
そして美輪明宏演出・主演の舞台『黒蜥蜴』はあまりに有名。
 
わたしもそれこそ十代の頃から
「いつか行ってみたい!」と憧れていた舞台だったので、
今年の一月、たまたまTVで舞台の告知を見て、
チケットを予約できた時はなんだか信じられない気持ちでした。
 
そして4月16日、ル テアトル銀座にて
ついに夢がかなったのです!
 
正直舞台というものを観るのはこれが初めてなので^^;
他のと比べてどうか、なんていうことはわかりませんが。
わたしなりの感想を書いてみたいと思います。。。
 
まず、幕が開いた時からセットの豪華さにビックリ!
後にパンフレットで、舞台上の物はすべて
美輪さんがこだわって選んだものばかりだと知って納得。
やっぱり遠目に見ても良さが分かるもんですね。
セリフもさすが、ひとつひとつが詩のように美しくて、
するりと耳に入ってきます。
そしてあの美輪さんの声!
生で聞けるとは。。。本当に感激でした。
明智小五郎役の木村彰吾さんもすごくいい声で、
美輪さんとの掛け合いが迫力満点!
ぐいぐい世界に引き込まれます。
もちろん、ストーリーのおもしろさは保証付き!
怪盗対探偵の、騙し騙され、罠に掛け合う探偵小説らしい展開の中に
それぞれの信念、美意識がぶつかりあい
愛が生まれていくラブストーリーが隠されているって感じでしょうか。
個人的には、登場してすぐの黒蜥蜴、
美しい若者の平凡な内面を全否定し、
その美を老いや絶望からくる劣化から守るために生き人形にする、
というセンスもなかなか共感できたんですがw
そして、宝石のように誇り高く、孤独に生きていくために
愛してしまった男を殺すしかない、と当然のように決意する姿も
かっこいいと思ってしまうんですが。。。
やっぱり最後、明智小五郎に追い詰められ、
死にゆく時にやっと、自分の愛に素直になれるという
黒蜥蜴のあの姿は、最高に美しかったですね。
 
最後のセリフがまた、まさに心から出た、という感じの
素朴ともいえる愛の言葉で、ぐっときました。。。
 
幕が降りた後、夢から覚める瞬間、というんでしょうか。
もうこの緞帳の向こうの、そう広くないスペースに
いまのあの世界があっただなんて、
とても信じられないような、不思議な感じがしました。
これが舞台の醍醐味というやつでしょうか。
 
『舞台』という形にこだわる役者さんがいるのも納得。
演じる側に立つのはきっとすごい体験なんでしょうね。
 
 
わたしがもし、演じられるなら「青い亀」がいいな~ww
一見ただのおしゃべりな家政婦、だがその実態は。。。
黒蜥蜴の右腕!なんて、超かっこいい!
 
男だったら「雨宮」が断然いい役ですね!
黒蜥蜴に恋い焦がれるも弄ばれ、
いっそ愛玩物として完成することで思いをとげようと
生き人形になろうとする。。。なんて、
これもひとつのヤンデレか!w
ほんとに生き人形、なっちゃってもよかったんじゃないかな?←コラ
 
観るまでは、何か芸術的すぎる舞台特有の表現なんかが多用されてて、
ついていけなかったらどうしよう?とかw
心配もあったんですが、まったくそんなことはなく。
 
隅々まですっごく楽しめました!
 
舞台を観に行く、というと、すごく特別な感じがしてたんですが、
もっと日常的に楽しんでもいいんだな~と、考えが変わりました。

また機会があったら劇場にいってみたいですね。

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