すぐできるヒトの秘密がここに!書評『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』 佐々木 正悟 著
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タイトルに惹かれて衝動買いです。
何かをはじめようと思っても、
ついぐずぐずと先送りしてしまうわたしのような人間でも、
『気力』も『根性』も使わずに(ココ大事!
すぐやる人になれる方法を55個も紹介してくれる、ありがたい本。
特に『これは!』と目からウロコの落ちた方法を紹介します。
まず先に快楽を捨てる
「快楽を捨てること」と「苦痛を選択する」という2つのことを一度にやろうとしてはダメです。
たとえば「TVを消して仕事をする」というような時、
「TVを消す」という快楽を捨てる行為にまず集中して
(消した後のことは考えない)、
そのあと改めて「仕事をはじめる」という苦痛を選択する。
こうして二段階に分けることでスムーズに行動できるようになるそうです。
たしかに、「まず、TVを消そう!」というだけだったら
すぐにできそう^^
分解する
すぐに実行できるところまで分解する。
上の項目とも共通するところですが、
やりたい行動(たとえばダイエットなど)を漠然と一つの言葉で括らず、
(この場合、「やせる」などと大まかにしない)
すぐに手をつけられる行動になるまで細分化する。
(「効果のあるダイエット法を検索する」「ダンベルをネットで注文する」とかw)
自分が「これならすぐにできる!」とはじめられる作業になるまで
細分化してしまう、なんて、なかなかの力技。
でもそうすることで目標に向けての具体的なステップが
ハッキリわかるんですね。
ボトムアップシートをつくる
まずは現実をチェックする。やりたい事を数値化して、1日でできる数字を実測する。
たとえば「本を年に100冊読む!」と目標を決めるだけだと
三日坊主で終わりがち。
それより、まず自分が本を一冊読むのに何時間かかるのか、
実際に時間を計って現実に読める量を割り出し、
それを踏まえて実行可能な目標を考える。
これはまさに目からウロコ!
自分の行動の「現実」をハッキリ「数字」で把握する、なんて、
考えたこともありませんでした^^;
とりあえず、わたしも自分が本を読むのにかかる時間とか、
ブログを書くのにかかる時間を計ってみて、
ペース配分を考え直すところからやってみようと思います。
まとめ
やらなきゃならない事、やりたくて始めたはずの事に
なかなか手が着けられないのは、
「なんか気が乗らない」
みたいな『気分の問題』だと思ってましたが、
この本を読むと、
気分というより準備不足だったのかな?と。
全体に、肩の力を抜く、ハードルを下げる、という提案ばかりなので、
それこそ「すぐにやってみよう!」と思えます^^
かなりオススメ!(^_-)
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