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ドラマ『私の嫌いな探偵』きっかけで読み始めた烏賊川市シリーズ。
ドラマも最終回を迎え、いよいよ最後の一冊、感想追加です。

。。。っていうかこれがドラマのメインになってる本なんだから、
これを先に読めばよかったのに、自分。


シリーズ七作目:私の嫌いな探偵






これも短編集。
今回のドラマ化のメインになってるだけあって、
収録されてる五話のうち四話がドラマやってましたね。

そんな訳で、ほぼネタバレ状態で読んだんですが、
ドラマと同じ所もあり、違う所もありで比較しながら楽しめました(^.^)

いかんガーにも衝撃のカキおにぎりも小説に元ネタがあって、なんか嬉しかったですw

それにしても、ドラマ最終回に「探偵が撮ってしまった画」って、
なんか地味な話を選んだなぁ。。。と思ったんですが、
ミステリーとしては一番よかったかも。

ラストの写真から真相が浮かび上がる感じはグッときたわ~!

まとめ


ドラマを最終回まで見て、小説も読み終えての感想は。。。
今回のドラマ化、かなり良かったよね!
ってことですか(^◇^)

小説のユーモアを膨らませつつ、トリックはかなり頑張って再現してたんで、
原作の良さを損なわず、新しい魅力を出してたんじゃないかと。
(七話目の招き猫のだけは、二話使ってやってほしかった~。
長編の原作なんだし、やっぱ一話じゃムリでしょう^^;)

東川作品は、『謎解きは~』シリーズもそうですが、全体にユーモア溢れ過ぎてて軽い印象なのに
ミステリーとしてはかなり硬派。

今時ここまで生真面目に“本格”を貫いている推理物も珍しい、というくらい。

まあ、わたしはユーモア・ミステリー好きなので、キャラが良ければ割と細かい所は許しちゃう方ですけどw
やっぱりこう、きちんと謎解き出来ると読後の爽快感が違いますよね!

今後も期待してますヨ(^◇^)

私の嫌いな探偵|テレビ朝日
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