第5位:杉の柩
アガサ・クリスティー,恩地 三保子 早川書房 2012-08-01
これはね〜、この話の中心人物である、ツンデレお嬢様が良いんですよ!
言わば、恋のライバルとでもいうような下働きの美少女を殺した罪に問われるんですが。。。
状況的にも動機の面でも、このお嬢様以外に犯人は考えられない!
という所から大逆転の、ポアロの名推理がすごい!!
情熱的なお嬢様の成長物語としても面白くて、初めて読むミステリー小説にもおすすめです。
第4位:鏡は横にひび割れて
アガサ・クリスティー 早川書房 2004-07-15
クリスティの生み出した、
ポアロと並ぶ名探偵、ミス・マープルの住む田舎町に、大女優が引っ越してくるところから始まるんですが。。。
この大女優が、どうやら命を狙われている!
巻き込まれて、村のオバチャンが一人死んでしまうんですよ>_< その事件の解決に、マープルさんが乗り出すんですが。。。
これはもう、事件の真相が明かされた時の驚きがハンパなかった!
すごく意外だけど、
「そんな訳ないだろ〜!」
と、ならない。
これはさすが、ミステリーの女王の手腕ですよね。
東野圭吾とかが好きな人なら、きっと気に入ると思います!
第3位:パディントン発4時50分
これも、ミス・マープルが活躍する話です。
マープルさんの友人が、走る電車の窓から殺人事件を目撃した所から始まるんですが。。。
そもそも、そんな殺人事件が本当にあったのか?
という所から、
一つ一つ、手がかりを見つけていって、最後には犯人もズバリと当ててしまう、マープルさんの名推理!
この作品では、
「家政婦」として、異例のビジネス的成功を収めている若い女性が、
高齢で動き回るのが困難になったマープルさんの代わりに探偵役を務めるんですが、
この子がまた、魅力的!
かなり現代的なキャラで、クリスティの時代に、こんな女の子を書けるってすごいよな〜!
第2位:予告殺人
アガサ・クリスティー 早川書房 2003-11-11
これもミス・マープルもの。
わたしはマープルさんの話の方が好きなの多いですね(^^)
とある田舎町の町内新聞に、殺人予告の広告が!
ただのイタズラと思いつつも、興味を惹かれてやってきた人々の前で、本当の殺人事件が起こってしまう!
これはクリスティの作品の中でも名作と有名ですが、さすがのクオリティ!
トリックといい、ちりばめられた伏線・ヒントのまとめ方といい、
クリスティ自身も気に入っていた作品というだけあります。
第1位:葬儀を終えて
アガサ・クリスティー 早川書房 2003-11-11
わたしの個人的ベスト1はコレ!
『葬儀を終えて』です。
突然死した大金持ちの実業家。
その葬儀を終えて、親族が集まった館で、昔からKYだった氏の妹が
「だって、兄さんは殺されたんでしょ?」
と爆弾発言!
誰も相手にしなかったが、その後、彼女は惨殺される。
もしや、あの発言のせいで殺されたのでは。。。?
残された遺産のおかげで、金銭的なピンチを脱した親族たちの間に、疑心暗鬼が広がっていく。。。
ポアロものの中でも評価が高い作品ですが、
なんといっても登場人物が魅力的!
ミステリーの登場人物ですから、みんな容疑者なんですけどw
いいキャラが揃ってるんですよ!
ちなみにわたしはこの犯人が1番好きです(^^)
(だから、どこがどう好きかは言えないですがw)
トリックは奇想天外!
明かされる真相も驚きの連続!
文句なしの名作ですよ!
まとめ
アガサ・クリスティは、
作品数がめちゃくちゃ多い上に、
ミステリー史上に燦然と輝く名作をいくつも生み出した作家ですからね〜!
ここに紹介できなかった作品にも、好きなのがたくさんあるんですけど!
(というか、わたしも全作品は読めてないんですけどw)
どれでも、読み始めれば、
『ミステリーの女王』の名前は伊達じゃない!と唸るはず。
これからクリスティ作品を読んでみよう!という人の参考になれば、と思います(*^_^*)
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