やはりここにたどり着く!書評『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 デビッド・アレン 著
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あれこれネットで調べたり、本を読んだりしていると、よく出てくるのが『GTD』という言葉。
どうやら、GTDとはタスク管理のはじまりにしておわりの場所。。。
総本山のようなものらしい(?
やはり一度、勉強しておく必要がありそう!
ということで、早速『GTD』提唱者の著書を入手。
しっかり読んでみました!
GTDとは何か?
〜正に、ストレスフリーの整理術〜
一言で言うと、タイトル通りの『整理術』なんですよね。
タスクに限らず、身の回りの全てのもの、事を「片付ける」ことで、心の平安までも得られる、という。
著書によると、些細なこと(書類が整理されてない引き出し、とか)を放置することによるストレスは、意外なほど大きいそう。
脳のパフォーマンスを低下させてしまい、さらにいろいろなことが滞る、という悪循環に!
しかし、小さな雑事から人生の大問題まで、とにかく取り出し、ラベルをつけて整理するだけで、脳はそれらに捕らわれることがなくなり、本来の働きを取り戻せるという。。。
ちょっと、そんなに上手くいくかね-?と思ってしまいましたがw
具体的な方法を見てみると、たしかに良さそう!なんですよ。
GTDの手法
〜基本の5ステップ〜
その方法とは、以下の5つのステップで成り立っています。
1:収集
2:処理
3:整理
4:レビュー
5:実行
まずは、身の回りの全てのもの、頭の中にある気掛かりなこと、それら全てを集める!
[収集]
そして、集めたものを
「行動を起こす必要があるか?」
どうかでまず仕分け、
(行動の必要がないものは捨てる)
行動の必要があるものは
「次に取るべき行動は何か?」
を決めておく。
[処理]
さらに、行動を決めたものについて
「特定の日時にやるか?」(カレンダー)
「時間ができたときにやるか?」(いつかやるリスト)
に分けて、いつでも見直せるようにする。
[整理]
その後、週に一度はこれらのシステムが上手く回っているか?をチェック。
新たに出てきた問題や気掛かりも組み入れ、終わったものを消す。
[レビュー]
あとは、しかるべきときが来たら実行あるのみ!
[実行]
ざっと紹介すると、こんな感じです。
一見簡単そうですが、一つ一つが奥が深い!
でも、その分本気で取り組めば、得るものは大きいと感じました。
学んだこと
〜しかるべきときに、しかるべき行動リストがあるかどうか?〜
最後のステップ、「実行」が上手く行くかどうかは、
「今の状況でできる、やろうと思っていたこと」のリストがあるかどうかで決まる、というのは納得!
よくタスク管理アプリで「@人名」「@場所」みたいなタグがつけられるようになってますが、コレのためだったんですね!
「プロジェクト」との違いがやっと分かって良かった!
本当、いざ空いた時間があっても、
とっさに「やろうと思っていたこと」が思い出せなくて無駄に過ごしてしまうことがいかに多いか!
これをちゃんと作っておけば、確かに違いが出そう!
まとめ
〜トップダウンとボトムアップ〜
以前読んだ、「7つの習慣に学ぶ手帳術」は、
これに決めた!書評『7つの習慣に学ぶ手帳術』 フランクリン・コヴィー・ジャパン 監修 | マユ~。の読書中心の生活
いわゆるトップダウン=大きな目標から逆算して、毎週、毎日に落とし込むやり方。
それに対してGTDは、
ボトムアップ=目の前の細かい雑事を片っ端から片付けていけば、おのずと大きな目標を考える余裕ができる、というやり方。
どちらも同じところにたどり着くんですが、
こうして両方軽くやってみると、初めはボトムアップからはじめた方がわかりやすいかな〜と。
とりあえず、GTDのためのアプリとして有名な
『OmniFocus 2』も買ったので!
張り切って「収集」からはじめてみようと思います(*^_^*)
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