こんなに使える!『ふだん使いのマインドマップ』 矢嶋 美由希 著 感想
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でも、なんか難しそうで。。。
例として見かけるマインドマップは
凄くキレイにかかれたものばかりだし。
いかにも、クリエイティブな人向けって感じで、なんかハードル高いって思っちゃうんですよね。
でもこの本は、
「ふだん使いの」というタイトル通り、
普通の人が実際に使っている
「普通の」マインドマップがテーマ。
これだ!と思って読んでみました。
「マインドマップ」というと、
思考法とかアイディア発想法、
みたいなイメージが浸透してますが、実際はもっと応用範囲が広いものだというのを、
豊富な実例で教えてくれるこの本。
その中から、
「わたしもやってみたい!」と思った物を3つ、紹介します(^-^)
勉強にも使える!記憶力アップ!
もともと、「記憶術」の側面があるマインドマップ。
当然勉強に使っても効果的だそう。
例として、漢字の覚え方や大学受験用に作ったという難しいものも載ってましたが、
紙に図として描くことで、
「右上の方にあったヤツ。。。」
みたいに『位置』を手がかりにして記憶を引き出せる、というのは面白い!
何か覚えたい時に描いてみようかな〜?
自己分析にも使える!
マインドマップは、
いわば「脳内地図」。
自分で描いた物を見返すことで、
自分の「思考の道筋」を辿れるんだそう。
ただの箇条書きより自由な連想が浮かぶ分、
普段意識にのぼってこないような心の奥の問題や過去の記憶が引き出されて、
「自分」についての再発見が出来るんですって!
まあ、かなり自在にマインドマップが描けるようになってからの話でしょうが。。。これはやってみたい!
コミュニケーションにも使える!
「脳内地図」であるマインドマップを見せ合うことで、
相手の「思考の道筋」も疑似体験できるんだそうです。
これはたしかに、相互理解に役立ちそう!
(お互いにマインドマップの知識がないとできませんが。。。)
みんなで一つのマインドマップを仕上げる、という例も載ってましたが、こういうのを学校で取り入れるといいんじやないかな〜!
マインドマップで、いろんな人の思考の仕方を見るだけでも、
正に「十人十色」を実感できて、「違い」に寛容になれる。。。
この効果だけでも素晴らしいと思いましたよ(*^^*)
まとめ
沢山の、立場も年齢も違う人達が書いたマインドマップがこんなに見れるって、壮観ですね〜。
それぞれ独自の工夫をしていたり、
子供が自由にかいたものなど、ルールからはみ出したものもあって、
それがまた、マインドマップの可能性を感じられていいんですよね!
マップの他に本人のコメントもあって、どういう状況で、なにを思って描いたのか、描くことでどんな変化があったのか、までわかるようになっているので、すごく参考になりました!
もちろん、正統なルールについてもしっかり書かれてるし、この一冊でかなり「マインドマップ」の事が理解できますよ!
近々新刊も出るようで、こっちも楽しみ!
わたしも早速、「マインドマップ」にチャレンジしてみたいと思いますo(^o^)o
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