キュレーションとは何か?『キュレーションの時代』佐々木 俊尚 著 書評

最近、「キュレーション」という行動について考えているマユ〜。(@mayuu_pp)です。

はじめは、
「つまり、あれでしょ?
リツイートとかいいね!でしょ?
口コミでしょ?」
という、非常に浅い知識しかなかったんですがw

そこに、こんなに深い意味と可能性があったとは!

キュレーションとは、
「人の信頼による情報流通」
である。

というのが、この本の答えでしょうか。

ただ、この「信頼」というのは
昔ながらの「近親者の」「厚い」ものではなく、

「情報流通」も
マスメディア主体の時代にあったものとは全く違うものに変わっている。

その辺りの背景について
少し紹介したいと思います。

ビオトープ

ビオトープとは、「生息空間」の意味。
生態系の小さなまとまり。

この本では、「ある特定の文化圏域」
「ある特定の情報を求める人が存在している場所」
という意味で使われています。

今ではネット上のコミュニティ、
SNSが中心ですね。

誰でも、自分に合った『ビオトープ』を求めている訳ですが、ここに自然と導いてくれるのが「キュレーション」というわけです。

SNSはなんとなーくはじめて、
それほど熱心にやってないわたしでも、
これは本当に実感してます。

今、一番興味を引かれる情報をもらえるのは『Twitter』でフォローしてる人たちですからね〜。

みんな個人的には知らない人だし、
「わたし」に合わせて情報を出してくれてる訳でもないのに。。。
考えてみると不思議。

しかもこの、『Twitter』内のビオトープは、ほとんど自然に出来上がってしまったんですよね。
(自分でフォローする相手を探したのははじめたときだけですよ)

リツイートやいいね!に導かれて、
いつの間にか自分にとって心地よい場所に運ばれて、今も動き続けている。

これが、キュレーションの力!

そして、このビオトープというつながりは、「いい発信をする人たち」という、ゆるい「信頼」の上に成り立っている。

現代の「信頼」とは、
出自を知ってるとか、肩書きで得るものではなく、
「何を、どう発信しているか?」
で決まる、ということですね。

他人の「視座」を体感

「視座」とは、「物事を見る姿勢や立場」のこと。

当然、人の数だけ立場があり、姿勢があるわけで、
普通はみんな、自分の「視座」から物を見ているんですが。

それが、「キュレーション」という行為を通じて、「他の人の視座」を垣間見れる、という。

逆にいうと、
ある情報を、自分の感想を付けて
シェアする、ということは、
自分の「視座」を提供しているということなんですね。

ここまで「引用リツイート」を
おおごとに考えたことなかったですがw
言われてみれば納得。

個人ブログの記事もしかり。

誰も知らないレア情報じゃなくても
読みに行くっていうのは、
結局、書いている人の「視座」を求めてのことなんですよね。

キュレーションによる情報流通とは、
コンテンツ(情報)そのものだけでなく、
そこに付与される視座(世界観・価値観)
が非常に大切、ということ。

まとめ

コンテンツとキュレーションの関係は、
「つくる人と見出す人」である、というのが、
一番わかりやすい説明でした。

どうしても、「マスメディア」主体の時代に生まれた世代としては、
「一次情報」(発信者が自分でつくったもの)のほうが
「二次情報」(キュレーション)よりも上、
という感覚があったんですが。。。

アウトサイダーアートが、
画家本人にもわからなかった価値を
他人に見出されたように、

この二つは同等であり、
一つの共同作業なのだと納得できたのが
良かったです。

わたしと同じように、
「キュレーターってなにさ?」
と思ってる人にwオススメします!

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