こんなカタチも有りじゃない?『実家からニートの弟を引きとりました。』沼津マリー 著 感想

実にストレートなタイトル!

ニートとして数年間、ゲームばかりして暮らしていた弟さんが、
姉である著者・マリーさんとの二人暮らしの中で変わりはじめ、
再び社会に出始めるまでを描いた
コミックエッセイ。

こう書くと、何だか
「感動のニート更生物語」みたいに
聞こえてしまいますがw

バイトや学校などで社会に出る
=「正規」の道に戻った!
バンザーイ!

。。。みたいな単純な考えかたをしてないところが、この漫画の見所ですね。

そもそも、このお姉さんである著者、
マリーさんからして、ものすごく規格外の人生!

若くしてインドに渡り、キャバクラ経営をしたり。
その体験を描いて漫画家になったり。

学校を辞めてニートになった弟さんに対しても、

「『学校』という小さい場所を見ただけで、『社会』がつまらない所だと思い込まないで欲しい。」

という姉心で、
東京の独り暮らしの家に引きとることにしたりと、かなり度胸の据わった人。

実家では、厳格なお父さんとの関係がかなり悪化していて、弟さんも辛かったようですが、

こういう人の自由な生き様を間近に見たこと自体が、良い影響になったんじゃないかな?と。

それに、どうしても「親」の立場だと
責任を感じて深刻になってしまいがちですが、
「兄弟姉妹」という
「親とはまた違う、頼れる存在」
がいるというのは、
本人にとっても親にとっても救いになるな〜と。

(わたしも、若い頃は引きこもりで、
姉が味方してくれたことで本当に助かったので。。。)

そして、この弟さんもまた、
大物感漂うガチのゲーマーで、
ヘンに拗ねてないのが良いですね(^o^)

今回、自分のことが漫画になることについても、
「むしろ、(お姉さんの)ネタになれて良かった」
なんて、おおらかな発言。

もちろん、
ニートと一口にいっても様々な人がいて、
親兄弟にしても様々な想いがあるでしょうから、みんながこうはいかないでしょうけど。

あまり思いつめなくても良いんじゃないかな?と思える1冊。

普通にマンガとして面白いのでw
ニートが身近にいない人にもお勧めですよ!

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