マイブームを広める方法とは?『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん 著 書評

みうらじゅんさんの仕事術、と聞いて、
興味津々でこの本を手に取った
マユ〜。(@mayuu_pp)です。

みうらじゅんさんといえば、
「ゆるキャラ」から「仏像」まで、
大きなブームの火付け役として知られていますが、
職業は何か?というと
「イラストレーターなど」。

この「など」の部分、
プロデューサー的な仕事に焦点を当てて、
ご自身の仕事の仕方をまとめた本です。

本を開くといきなり、
ブームの真髄を明かしてくれます。

ブームとは「誤解」

『ブームの転換期となるのは、「誤解」され始めたときです。』

『「昨今、ゆるキャラというものをよく見かけるが、実に言い得て妙だ」
「日本独自の着ぐるみ文化に光を当てた」といった、
思いがけない「深読みをしてくれる人たち」が現れます。』

『ブームというのは、この
「勝手に独自の意見を言い出す人」が
増えたときに生まれるものなのです。』

もう引用だけで十分、
解説いらずですね。

なるほど〜。

深刻なモノをポップにする

そして、ブームとなるものを見つける、
創り出す最大のポイントは
『ネーミング』と『マイナスから始める』こと。

『面倒なことやネガティブなことも、楽しんでしまおうと自分に思い込ませるための手段です。』

『すべて「そのまま」では何もうみだすことはできません。』

マイナスなイメージのもの、
注目されてないものに
新しい名前をつけ、
ポップに変える事で、見直される。

はじめはみうらさんも
「信仰の対象である仏像をポップに語りすぎだ」とか
「うちのキャラはゆるくない!」と
怒られたのが、
今や第一人者になっている。

この
『怒られるところからの逆転』こそ、
みうらさんの仕事術の真骨頂なんですね!

自分なくし

『私が何かをやるときの主語は、あくまで「私が」ではありません。「海女が」とか「仏像が」という観点から始めるのです。』

『自分をなくして初めて、何かが見つかるのです。』

我を忘れるほど熱中してこそ、
人に伝わる。

そのためにまず、自分を洗脳する。

はじめに自分を洗脳する、というのが面白いですね。

何となく気になる、というものを
大量に集めて、
自分も人も圧倒するくらいになると、
すごく良い物のように思えてくる。

他の人も、そこに何かあるんじゃないか?と
「誤解」してくれる。

これが「マイブーム」から
本当の「ブーム」になる理想の流れであると。

まとめ

とにかく全編、みうら節、というか
語り口が面白くて、
読みながらニヤニヤしてしまいます(笑

でも、内容は深い!
深読みすればどこまでも深いです。

何かを創り出そう、世の中に広めようと考えている人に
ぜひオススメしたいです!

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