リアルなスリルをありがとう!『大家さん引退します。 主婦がアパート3棟+家2戸、12年めの決断!』東條さち子 著 感想

赤裸々な「大家さん」の現実を面白く、分かりやすく読ませてくれる、
東條さんの『主婦でも大家さん』シリーズ。

わたしマユ〜。(@mayuu_pp)もファンなんですが。。。

前作までも
相当なピンチを乗り越えてやっていたのに、
今回、とうとう引退を決意とは、
何があったんだ?!と
気になってw

読んでみました。

「サラリーマン大家さん」っていうのが流行ったんですよね、
『金持ち父さん』シリーズがヒットした頃。

何かと言うと、
「フルローンで賃貸物件を買って、
それを貸して得た家賃でローンを払い、
払い終わったら家という資産と
毎月の賃料がまるまる残る。」
という不動産投資のやり方。

日本のサラリーマンは信用が高いので、
・高額のローンを組みやすい
・家を貸すだけなので副業としてやりやすい
・フルローンなので、始めるのにまとまった資金がいらない
というのが魅力ですが、

一方で
・家の借り手がいなくなると即ローン地獄
・意外と大家業が大変で本業との両立が難しい
・税金がすごく高くなる
など、リスクも高め。

特に日本は中古住宅の資産価値が低い上に
土地の値段も下がる一方。
少子高齢化でそもそも店子が減っている、
災害も多いなど、特有のマイナス要因もあって、
余程才覚がないと上手くいかないというのが現実のようです。

そういった悲喜交々をリアルに描いた前作も、それはもう、スリリングでしたが。

今回は最終章ということで、
スリルがレベルアップ!

その内容は、というと。。。

タクシー運転手である旦那さんの停職で、税金が払えなくなる。

物件の老朽化に伴う外壁の補修や水道管の修理。

条例の変更で水道メーターの一斉交換。。。

こういう全てが不動産屋、
税務署、役所、管理会社との
闘いですからね〜。

ホント、タフでないとやっていけないんですね、大家さんって(笑

しかし、その全てを力技で乗り越えてしまう東條さんの手腕は、
すでに大家業を始めている人には参考になるかも。
(これを読んで、今から始めよう!って人はいないと思うけどw)

そして、やっと1軒目のローンが終わった今、
これからという時に引退宣言!

なんか悲願の金メダル取ってそのまま引退するスポーツ選手みたいですが。

いわゆる日本の「不動産業界」に見切りをつけた、ということみたいです。

まあ、東條さんなら
全部漫画のネタにできるという
必殺技が使えるからまだいいけども、

普通の人ならとっくに破滅してるレベルの
波瀾万丈ですからね〜。

情熱が尽きてもムリはないですわ。

(他人事だと)すごく読み応えがあって面白い、
このシリーズが終わってしまうのは残念ですが。

まだまだ東條さんは止まらない!感じなので、
次作に期待したいですね!

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