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毎週、
日本テレビ系列で放送中のドラマ
『臨床犯罪学者 火村英生の推理』
楽しみにしている
マユ〜。(@mayuu_pp)です。

あの、火村サンの下宿、
超お洒落ですよね〜!

京都の町屋カフェみたいな
和洋折衷感!

ヨーロッパ風の家具調度が
ホームズの部屋みたいな雰囲気も出していて
イメージにピッタリ〜!


そしてわたし、この機会に
原作小説のシリーズ読破を目指してまして。

今回はシリーズ第十作目~十二作目の感想を、
ネタバレなしでお届けします!



今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想①

今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想②

今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想③

作家アリスシリーズ感想④アイキャッチ

暗い宿




シリーズ十作目、短編集です。
一話一話がちょっと長めで
中編に近いものも。

タイトル通り、
「宿」をテーマにしたストーリーが
四編収録。

ドラマ第二話の原作、
『異形の客』も入ってます。



包帯、サングラス、マスクで顔を隠した怪しい客が、
宿泊していた旅館の離れで殺害された。

なぜ被害者は、そこまでして顔を隠していたのか?

そしてなぜ、殺されたのか?
――『異形の客』


鉄道の廃線跡を辿る旅に出た有栖川。

山奥で体調を崩し、
一宿一飯を求めて立ち寄った
古い旅館で、不可思議な事件に巻き込まれる。。。
――『暗い宿』




表題作の『暗い宿』が
どこか異次元に迷い込んだような、
不思議な雰囲気・舞台設定で好きですね。


絶叫城殺人事件




シリーズ十一作目。
こちらは「建物」+「殺人事件」というタイトルの作品六作を収録の
短編集です。

ドラマ第一話の原作
『絶叫城殺人事件』のインパクトは、やっぱり別格ですね!

タイトルといい、事件の真相といい、
衝撃的でした。



世間を騒がせる連続通り魔、
「ナイト・プローラー」。

ホラーゲームになぞらえて
非道な犯罪を繰り返す犯人は、

「虚構」と「現実」の
区別がつかなくなった若者なのか?
――『絶叫城殺人事件』


あるホームレスが
川縁に作り上げたガラクタの城、
「月宮殿」。

放火によって主と共に失われた
その城には、何か「秘密」があったのか。。。?
――『月宮殿殺人事件』




全体的に感傷的なストーリーが
多い印象。

その中でも特に感傷的な
『月宮殿殺人事件』が
グッときましたね〜。

マレー鉄道の謎




シリーズ十二作目、

「国名シリーズ」第六弾。
シリーズ唯一の、海外を舞台にした
長編です。

「第56回日本推理作家協会賞受賞作」
ということもあり、
かなり期待して読みましたが
その期待を裏切らない大作でした!



タイ・マレーシア間を繋ぐ
マレー鉄道。

そこで起こった大事故をきっかけに、
ある日本人実業家の一家をめぐって
起こる連続殺人。

大学時代の友人に招待されて
マレーシアの高原リゾート、
キャメロン・ハイランドへやってきた
火村と有栖は、

帰国までの限られた時間で
完璧な密室殺人の謎を解けるのか?



中から粘着テープで密閉された
コンテナハウス、という、
どうしてそうなったのか謎すぎる
事件現場に加え、

被害者が殺される理由もさっぱり分からない、
という状態からの怒濤の解決!

思わぬ所に伏線が仕込まれていて、
最後に「やられた!」と
悔しくなりつつw
嬉しくなるような本格ミステリー
でしたよ!

まとめ


と、こんな感じで。
十二作目まできましたね〜。

ようやく折り返し地点ですが、
ドラマはもうクライマックスに入ったようですね!早い!
もっとやってくれれば良いのに!

まあ、
いろいろ都合もあるんでしょうからねw

ドラマのラストがどんな感じになるのか楽しみにしつつ、
まだまだ原作を読んでいきますよ!




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