ネット時代に文章を書くということ『文は一行目から書かなくていいーー検索・コピペ時代の文章術』書評

文章の書き方を勉強中の
マユ〜。(@mayuu_pp)です。

これは、
芥川賞作家・藤原 智美さんの文章術ということで、
読んでみました。

「検索・コピペ時代の」、というサブタイトルも気になります!

「書くこと」は恥じらうこと

まず、前書きからグッときました。

ーー『人は文章とは、書き手の内面やふだんは隠している思いが、あらわれてしまうものだと、うすうす気づいていて、だからこそ「書けない」のではないか、と私は思っています。』

本当に、ブログに書くちょっとした文章でも、
何か滲み出てくるものがあるんですよね〜。

それに気付いちゃうと、
筆が止まってしまう。。。

でも、それはもう、そういうモノだと思って覚悟するしかないんですね。

ーー『しかしその恥ずかしさを超えて書き進めると、そこに真実が顔をみせることがあります。』

思考は無秩序

そして本のタイトルのとおり、
文章は
「一行目から書かなくていい」!

なぜなら
思考は本来、断片的だから。

ーー『文章も(ジグソーパズルと)同じです。完成図を考えるより先にやるべきなのは、頭のなかの言葉のピースを目に見える形にすること、つまり思考の断片の文章化です。』

「断片」をまずメモの形で書き出してから、
それを「頭の外で」、
パズルのように組み合わせてみると、
上手くまとまる。

「アイデア出し」と
「構成」を
頭の中で同時にやろうとしない、
というのがポイントのようです。

コピー&ペーストが文章を殺す

さらに、このインターネット時代に
文章を書くとき注意したいことについて。

以前は「コピペ」というと、
「盗用」というような悪い印象が
強かったものですが、

最近は
「コピペの集め方」
「飾り方」
の技術を磨いて注目を集める人も
います。

出典を明示して、
自分の意見も加えていれば
なんの問題もないし、

いわゆる
「キュレーション」ですね。

でも、これは作家の仕事ではない。
編集者の仕事だ、と
著者の藤原さんは言います。

ーー『編集者が編集力を磨くことに異論はありませんが、文章を書こうとする人がいくら編集力を磨いたところで、けっして文章はうまくはなりません。』

なるほどなー、と。

この辺りは一度、真剣に考えてみた方が良さそうですね。

「自分は編集者になりたいのか?
作家になりたいのか?」と。

まとめ

全体にオーソドックスな文章術ですが、
記者から小説家になり、
ノンフィクションも手がける著者の
ものだけあって、
現代の「文章」を取り巻く環境の変化についての考察など、興味深かったです。

小説でも記事でも、
「文章を書きたい!」
「上手くなりたい!」
という人にはオススメですよ!

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