そうだったのか!内向型は性格でなく体質だった!『内向型を強みにする』書評

自他とも認める、
内向型人間のマユ〜。(@mayuu_pp)です。

わたしは
今まで出会ったすべての人に、

「あなたほどおとなしい人は見たことがない!」

と言われるほど
「おとなしい」人間です。

もちろんこれは、自慢ではないです。
誰もうらやましくないでしょうからねw

もう、わたしがこんなに内向的なのは
どこか精神に問題があるからじゃ。。。?と
疑っていたくらいです。

その悩みが、
なんとこの本によって
すっきり解消してしまったんです!

この本によると、すべての人間は

「内向型と外向型を両極に持つ連続体」

のどこかに位置しているそう。

真ん中にゼロがあって、
左によるほど内向的、
右によるほど外向的、
というようなイメージですね。

そして、
ほとんどの人はこの中央に集まっていて、
その時の気分や体調によって
「外向型」寄りの行動になったり
「内向型」寄りの行動になる。
両方の性質をある程度行ったり来たり、移動しているわけです。

しかし、世の中には
この連続体の中心よりも
かなり片方に寄ったところに
デフォルトの位置をとっている人間もいるんですね。

それが、
他人から明らかに
「外向的だ」「内向的だ」と
称される人間です。

それは、脳のシステムの違い

もちろん、そういう人たちも体調や気分によって
内向的な極によったり外向的な極に寄ったりするんですが、

はじめの位置が一方向に寄っているので、
「どんなに落ち込んでも外向的」
「どんなにテンション上がっても内向的」
という行動をとるわけですね。

そしてこの、
「一方向に寄っている」人同士は、
なんと「脳の活動のシステム」が
違っていたというんです!

まず、
「外から受けた刺激に対しての反応」がまったく違う。

簡単に言ってしまうと、
「脳が快楽を得る」
行動が違うんですね。

外向型型の人間は、
「外部からの刺激」
(人と会う、話す。にぎやかな音を聞く、新しい情報を得る)
を受けると楽しい気分になってくる。

一方、内向型の人間は、
この「外部からの刺激」で気分が落ち込んでくるんです。

つまり、内向型は脳が敏感なんですね。

外向型な人を喜ばせるようなものだと
刺激が強すぎるんです。

そのかわり、
一人で静かに思いにふける、
本を読む、
うとうとする、というような、

外向型な人なら退屈で我慢できないような状態が心地よく、
一番楽しいと感じるわけです。

これが、
たとえば「外向的な親と内向的な子供」
みたいな組み合わせだと悲劇のもとに。。。

この誤解は「アレルギー」の話と似ている

本の中で、

「子供のころ、一人で部屋で読書をしていると、母親に本を取り上げられてむりやり『家族だんらん』の場に引っ張って行かれた」

と過去の思い出を語っている内向型の人がいて、もう気の毒で!

他人事とは思えなかったです。

この母親にしても、全然悪気はないんですよね。

子供が部屋にこもっているのが
外向型の人間にはふてくされてるようにしか見えないわけです。

それで、
「自分はそういうときには無理にでも家族の中に戻ったほうが、気分が晴れる」
という経験から、良かれと思ってやっている。

それが、内向型の人間にとって
どれだけ心を疲れさせるか?なんて
想像もつかないんです。

これは、「食品アレルギー」の話と
似てるな、と思いましたね。

平気な人から見れば、そばだのエビだのというのを食べて、
命にかかわることもある、なんて思いもよらない。

平気な人には、
ただの「好き嫌い」と
区別がつかないわけです。

それで、
「みんな嫌いなものでもちゃんと食べてるんだ。我慢が足りない」
というような発想になり、
実際それで強要されて食べたせいで
死んでしまった人もいる。

だいぶ減ったとはいえ、
いまだに下戸の人間に酒を勧めるのが
良いことだと思ってる人もいますよね。

「自分がやられていやなことはするな」
というのは素晴らしい教えですが、
その逆の
「自分がされてうれしいことをしてあげよう」
というのは、
かなり限定された場面でしか通用しないもの。。。

この「内向型」「外向型」の話も、
性格の違いというより脳の「体質」の違いであるのだから、
精神論を持ち出さない方向になってほしいものです!

まとめ

わたしも、この本を読むまでは

どうして他の人がこんなにも人ごみの中に出かけていきたがるのか?

プライベートな話を聞かれもしないのにしゃべるのか?

まして、落ち込んでるときに人に電話をかけまくる、なんて
信じられなかったんですが。

これも脳の「報酬系統」が違うせいだったんですね!

わたしとは
「脳が快楽を得るシステム」が
違っていたとは。。。

そういわれてはじめて、
周りの人たちのことが理解できそうな気がしてきました。

でもこういう誤解、行き違いは、
ある意味仕方がないことです。
人間の想像力には限界がある。

それをカバーするためには、
知識を得るしかないんですよね。

この本を読んで、
知識が心を救うってことが
本当にあるんだ、と
実感している次第です。

知らなかったら、ずーっと引け目を感じながら
無駄な努力を続けていたところですよ。

そして、数は少ないにしても、
わたしのような極端に内向型な人、
他にもいると思うんです。

自分は違っても、
家族がそんな感じで心配している、
という人もいるでしょう。

そういう人たちに、もっとこの本を
伝えたい!

なんとか「普通」にしなくては、と
思い詰めるより、
ちゃんと自分の体質を理解して
あまり無理せず、
うまくやっていく方法はあるんだ、とわかるだけでも、
気持ちがまったく違います。

ぜひとも、多くの人に
読んで欲しいです!

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