今読みたい!名探偵御手洗シリーズ 島田荘司 著 感想 ②

映画化をきっかけに、
『御手洗潔シリーズ』を読み始めた
マユ〜。(@mayuu_pp)です。

今読みたい!名探偵御手洗潔シリーズ 島田荘司 著 感想 ①

読めば読むほど、
『名探偵・御手洗潔』の魅力に
ハマってしまいますね〜。

今回はシリーズ第四作目〜六作目の感想を、
ネタバレなしでお届けします!

御手洗シリーズ感想2アイキャッチ

異邦の騎士

シリーズ四作目。長編です。

実はこの話の初稿が書かれたのは
デビュー作の『占星術殺人事件』よりも前で、
これが真の「御手洗潔」初登場作品!

若き日の御手洗氏が大活躍ですよ!

ホロスコープ作ったり、
占星術師らしいこともしてて新鮮ですw


公園のベンチで目を覚ました「俺」は、
それ以前の記憶を失っていた。

自分の名前も思い出せない中
成り行きで助けた女・良子に拾われ、
お互いの素性も知らぬまま恋に落ちる。

しかし、じわじわと湧き上がる
不吉な予感。
自分が失った過去には何か、恐ろしい秘密が
あるのではないか。。。?

そんな時、ふと目に付いたのが
『御手洗占星学教室』の看板だった。。。


全編、記憶喪失の主人公「俺」の一人称で
書かれているので、

読みながら自分まで、
彼の住む悪夢のような
ハードボイルドの世界に
迷い込んだような気持ちになってしまいます。

そして、御手洗氏の論理的な推理で
正気の世界に助け出された時には
不思議なカタルシスが!

まあ、冷静に考えて、
こんなに上手くいくか?(犯人が)と
思わなくもないんですが。。。(笑

そんなことはどうでも良くなる
面白さ!

もう、途中でやめられなくて
めっちゃ夜更かししちゃいましたよ!

御手洗潔のダンス

シリーズ五作目、
三話と番外編を収めた短編集です。

今回も、
空を飛んだとしか思えない死体とか
踊り狂う老人の謎など、
奇想天外な事件ばかり!

このすべてに納得の解決がついているのが
驚きです!


変人と評判で、周囲に
「自分は空を飛べる」
と吹聴していた売れない画家が、

空でも飛ばなければ着けない
電線の上に引っかかって
死んでいた。

画家は本当に飛んだのか?
そして、なぜ死んだのか?

――『山高帽のイカロス』

浅草・老舗のおでん屋に、
夜になると狐が憑いたように踊り狂う
老人が下宿をはじめる。

認知症のあるこの老人を預けにきた息子は、
一ヶ月の下宿代として百万円を払っていった。

あまりに不可解な
この老人と息子の行動に不安を感じた
おでん屋の主人は、
御手洗に助けを求める--

――『舞踏病』


巻末の『近況報告』は、
石岡が御手洗の女性ファンの要望に応えて
『事件以外での御手洗の日常』
について書いた文章、ということで、

謎めいた御手洗氏の頭脳活動と
微笑ましい犬好き振りが
一部、垣間見れて面白いです!

暗闇坂の人喰いの木

シリーズ六作目、長編です。

人を喰うという、
曰く付きの大楠に取り憑かれたような
怪奇事件!

御手洗は謎を解くため
スコットランドまで飛んで
大活躍。。。なのに、

頑なに真相を語るのを拒むーー


樹齢二千年を誇る大楠が影を落とす、
横浜「暗闇坂」。

江戸時代、処刑場だったこの場所には
戦後学校が建ち、

現在はその校長だったイギリス人の
妻子が住む洋館と
マンションになっているが、
不吉な噂が絶えない。

そしてある台風一過の朝、
この大楠の根元で、洋館の女主人が
瀕死の重傷を負って倒れているのを
発見される。

さらに洋館の屋根の上では、
息子が大楠を見下ろすように
座ったまま死んでいた。。。

嵐の夜、二人に何があったのか?

そして、戦後から現代に至るまで、
大楠の周囲で起こった数々の怪異は
関係があるのか?


とにかく大長編で、
暗闇坂と大楠という不吉な場所を舞台に、
戦後の混乱期から現代までの
時を超えた大事件!

すべてを解決してからも、
何とも言えない不気味な気配が
消えなくて、
ほとんどホラー小説のよう。。。

夜中に読んでて超怖かったです(笑

まとめ

と、こんな感じで。

シリーズが進むにつれて
御手洗氏のキャラクターが
どんどんそのスケールの大きさを
出してきて、驚かされますね!

その分、
石岡君の「普通」さに癒やされる〜w

ここも良いコンビですね。

ここからしばらく大長編が続きそうで
楽しみです!

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