瞑想スゴイ!『疲れない脳をつくる生活習慣』石川善樹 著 書評
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マユ〜。(@mayuu_pp)です。
最近、
『すべての疲労は脳が原因』という本で、
脳の疲労を何とかするのが最優先!と
知ったので、
脳だったの?!『すべての疲労は脳が原因』梶本修身 著 書評
今度はこの本で、
「疲れない脳」をつくる方法を
知りたい!と
手にとってみました。
「マインドフルネス」が良いんですって!?
著者の石川善樹さんは医学博士で、
予防医学の研究者。
この本には、
Googleなどでも社員の能力開発に
取り入れられているという
『マインドフルネス(瞑想)』
を中心に
脳に良い習慣について
書かれています。
そのすごい効果は、
なんと、脳の構造を変えてしまうほど
なんですって!
認知能力の向上
まず、はじめに紹介されているのは
「集中瞑想」(呼吸など、一つの事に集中する瞑想法)。
一般に、「瞑想」というと
イメージするような
初心者向きの方法ですが、
これをすることによって、
集中力、記憶力、意思決定に関わる
「前頭前皮質」という部分が
活性化するそうです。
それによって、
集中力や決断力が高まる!
姿勢を整え、
呼吸に集中する時間を持つだけで
こんな効果があるなら
ぜひともやってみたいですよね!
アイディアがひらめく
そして、慣れてきたら
「観察瞑想」(心に浮かんだ思考を観察する)というのもあります。
これは、自分の頭の中を
一歩引いて「観察」するという、
ちょっと高度な技ですが、
これをすることにより、脳の
「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」
が活性化するそうです。
このDMNが活性化すると、
過去の経験や感情などが様々に組み合わさって、新しいアイディアを生みだしやすい状態になるんだそう!
クリエイティブな仕事をする人に
「マインドフルネス」が流行っている、
というのも分かりますね〜。
このDMNの活性化は
ノンレム睡眠時にも起こるということで、
脳の情報・感情の整理ができて
ストレス解消になるらしい!
これは正に、
「脳の疲労回復」につながりそう!
感情に振り回されなくなる
そして、マインドフルネスの
最も素晴らしい効果は、この、
「自己コントロール能力の向上」
ではないでしょか。
これは、
怒りや恐怖に強い関連性を持ち
感情を暴走させる「扁桃体」
という部分に
瞑想が働きかけるから。
なんと、
「8週間の瞑想で扁桃体が縮小した」
という研究報告もあるそうです!
瞑想が脳に、
ここまでハッキリと影響を与える力が
あるとは、知りませんでした。。。
ちょっとしたことでカッとなっていると
寿命も縮むというしw
どう考えても幸せになれないですからね!
この効果だけでも、
やってみる価値はありそう!
まとめ
前から「マインドフルネス(瞑想)」には
興味あったんですが、
ここまでの効果とは知らなかったので
やってなかったんですよねw
でも、これはやるしかない!
毎日ストレスがたまるのと同じで、
瞑想すると
「リラックスもたまる」
そうなので、
ぜひとも続けたいです。
この本では、他にも
睡眠や食事など、脳に良い習慣について
いろいろ紹介されていて、
特に食事は
「糖質コントロール」が大事!とか、
興味深い話があるので、
脳のパフォーマンスを高めたい人には
オススメの1冊ですよ〜!
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