時代は「人格主義」へーー『生き方』稲盛和夫 著 書評

この本は、以前からベストセラーリストで見かけていて、気になっていたマユ〜。(@mayuu_pp)です。

著者の稲盛和夫さんと言えば、
「京セラ」や「KDDI」を一大企業に育て上げ、あの「JAL」の再建も成功させた
名経営者!

65歳の時には仏門に入って
修行もしたという、
実はスピリチュアルな面の造詣も深い
方だったんですね。

この本は、稲盛和夫さんが
何より大事にしているという
「フィロソフィー(哲学)」について
詳しく書かれています。

人格とは

まず稲盛さんは、人間にとって一番大切なのは「人格」を磨くことだと言います。

人生の意義は、

「生まれたときよりも少しでも美しい心になって死んでいくことではないかと思います。」

という言葉に感動しました!

そして、その人格とは何か?というと

「性格+哲学」

であると。

持って生まれた性格を、
人生で学んだ哲学を持って生かすこと。

それが「人格」を磨くということなんですね。

哲学とは

ではその「哲学」とは何か?というと、
決して難しい事ではなく、
人として「正しい振る舞い」を守ること。

つまりは「嘘をつかない」「欲張らない」
など、当たり前のことですが、
大人になるとつい「嘘も方便」的な
抜け道を行ってしまう。。。

特に「経営」となると、
「綺麗事ではできない」という
感じになりがちですが、
これが現代のさまざまな問題の元に
なっているんですよね。

こういう「人として正しい振る舞い」のような、『原理原則』というものは
当たり前すぎてつい、手を抜いてしまう。

だからこそ、常に自分で意識して、
「徹底して」守るつもりでいないとダメだということです。

リーダーは才より徳

最近は、企業や政治のトップが
不祥事を起こす事件が多いですが、
そもそもの「リーダー」の選び方が間違っているのではないか、と稲盛さんは言います。

リーダーに必要な資質は三つあるけれど、

もしそこに序列をつけるなら、一が人格、ニが勇気、三が能力

だと。

それを、「能力」を第一に選んでしまうから
問題が起こる、というのは納得ですね。

最近、ニュースになった人たちを思い出しても、「能力」は確かにあっただろうけど。。。という事が本当に多いですからね〜。

稲盛さんは、能力があって人格のない人よりは、どちらもない人の方がマシだ、とまで言っています。
(なまじ能力がある人は、素直に学ばないから)

不景気のせいか、仕事では特に
能力至上主義が流行りで、
「いい人」なんか役に立たないという風潮ですが、見直した方が良いとわたしも思いますね。

まとめ

と、こんな感じで。

思った以上にスピリチュアルな内容で
ちょっと驚きましたが、
稲盛和夫さんのような本物の
「ビジネスの成功者」が語るからこそ、
より説得力や影響力があるんでしょうね。

この本をはじめ、稲盛さんの作った私塾などが「経営者」層の支持を得ているというのは、
すごく良い流れだと思いますね。

もちろん、経営者でないわたしも
今より「少しでも美しい心」になれるように
生きていきたいものです。

全ての人にオススメですよ!

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