「新しい体育」で救われる子供が増えますように

今、読んでいる本に
すごく感銘を受けてます。

全体にすごく興味深いんですが、
その本で紹介されてるエピソードの一つに特にグッときてしまった!

それは、アメリカのある高校で実施されている
「新しい体育」の授業の話。

ここでは毎朝、授業を始める前に
1時間体育をすることで
脳を活性化させ、
生徒の成績を劇的に伸ばすことに成功したらしいんですが。。。

わたしが感動したポイントは
そことはちょっと違うんですよ。

この体育では、生徒は全員「心拍計」をつけるんです。

そして、運動は何をやっても良い。

サッカーやバスケなどの球技でもいいし、
普通に走ってもいいし、
ダンスゲームやゲーム画面付きのエアロバイクでも良い。

ただ、有酸素運動で
「心拍数」を個人の最大心拍数の
80%から90%まで上げれば
A評価をもらえる、
というシステムなんです。
(このくらいまで心拍数を上げるのが脳に良いらしいですね)

このスタイルの体育教育を始めたのは
中学校の体育教師だった
フィル・ローラーという人で、
1990年当時、最新式の心拍計を手に入れたのがきっかけだったそう。

これを試しに
スポーツの苦手な女生徒に着けさせてみたところ、
ランニング後に心拍数がほぼ最大値にまで上がっていたのでびっくりしたというんですね。

この先生はずっと、彼女がベストを尽くしてないと思っていて、
いつもビリで走ってくる彼女に
「もっとがんばれ」と
言い続けていた。

でも、この心拍数は
彼女が誰よりもベストを尽くしていた、
全力疾走していたということを示していたわけですよ。

体育の先生に限ったことではないですが、
だいたい教師になろうというような人はもともとその教科が得意な人なんですよね。

そして、
体育が得意な運動神経のいい先生には
「全力で走っても遅い」というのが
感覚的に理解できない場合が多い。

「一生懸命走ってあんなに遅いわけがない、これは手を抜いてるんじゃないのか?」

という発想になってしまうわけです。

この理屈で、全力で走ったのに
サボってるみたいに言われて
怒られるという嫌な思いをさせられて
運動が大嫌いになった人も多いと思う。
(わたしももちろんその一人)

でも、「心拍数」という
明確な指針が出来たことで、
この先生は考えを改め、大いに反省したわけです。

わたしもそれはもう運動音痴で
嫌な思いをしたクチなので
この女の子にめっちゃ共感してしまって、

「もー、解ってもらえて良かったね!」

と涙ぐんでしまった(笑

今の日本の学校でどんな体育してるのか知りませんけど、
全国の学校に活動量計を配りたい!

と、本のメインテーマと全く関係ないところで感動してしまいましたがw

今もどこかで悲しい思いをしている
運動音痴な子供たちが
誤解されずに伸び伸びと運動出来る日が来ることを願ってやみません。

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