今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想②
- カテゴリ:
- 小説・エッセイ感想
日本テレビ系列で放送中のドラマ
『臨床犯罪学者 火村英生の推理』を
楽しみにしているマユ〜。(@mayuu_pp)です。
このドラマ、音楽もスゴくいいですね!
サウンドトラックが2月24日発売らしいので、これも要チェック!
そしてわたし、この機会に
原作小説のシリーズ読破を目指してます!
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想①
今回はシリーズ第四作目~六作目の感想を、
ネタバレなしでお届けします!

海のある奈良に死す
シリーズ四作目、長編です。
「海のある奈良へ行ってくる」と言い残して、
帰らぬ人となった小説家。
「海のある奈良」とは、福井県小浜市のこと。
人魚伝説が残る町で、
人魚の肉を食べたかのように
年をとらない女社長を巡って起こる殺人事件。
火村・有栖コンビが
旅先で伝統行事や史跡を訪ねたりして、
紀行モノの雰囲気。
全体に浅見光彦風というかw
二時間ドラマに合う感じ。
事件の展開もドラマチックでした。
スウェーデン館の謎
シリーズ五作目。
『ロシア紅茶の謎』に続く「国名シリーズ」第二弾です。
会津磐梯山の麓に建つ童話作家のログハウス。
北欧から嫁いだ妻にちなんで「スウェーデン館」と呼ばれる家で、
悲劇が起きる。
事件は一年前に起こった少年の死と
関係があるのか?
スウェーデン館の人々が魅力的で、
ラストは悲しい気持ちにさせられます。。。
トリックは「雪に残った足跡」と
本格ミステリーでは定番ですが、
細かい伏線が利いていて面白い!
冬の五色沼の畔、という舞台設定も美しく、
どこか童話的で心に残る話でした。
ブラジル蝶の謎
シリーズ六作目、
「国名シリーズ」第三弾の表題作を含む短編集です。
『ブラジル蝶の謎』の、
蝶に飾られた殺人現場というインパクトのある状況にも、論理的な解答が出てスッキリだし、
『人喰いの滝』は解決のシーンがシュールで好きです(笑
資産家の兄が死に、無人島で孤独に暮らしていた弟が
財産整理に戻ったその日に殺害される。
その現場の天井には、
何故か蝶の標本が
舞うように留められていた
――『ブラジル蝶の謎』
滝つぼに呑まれたものは決して浮かんでこないという「人喰いの滝」。
その崖の上に住んでいた老人が不審な死を遂げる。
そこで映画を撮影していた7人が容疑者に。。。
――『人喰いの滝』
いつもと違うスタイルではじまる
『彼か彼女か』もいい感じでした!
まとめ
と、こんな感じで。
六作目まで読みましたが。。。
火村・有栖コンビはホントに仲が良いですね〜w
ドラマでイケメン2人が演ってくれて嬉しいですわ。
原作もドラマもまだまだあるので、続きが楽しみです!
Posted from するぷろ for iOS.
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。