今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想 ⑦
- カテゴリ:
- 小説・エッセイ感想
『臨床犯罪学者 火村英生の推理』を
きっかけに、
原作シリーズ読破を目指している
マユ〜。(@mayuu_pp)です。
このブログ記事シリーズも、
なんとパート7!
今回は
シリーズ第十九作目~二十一作目の
感想を、
ネタバレなしでお届けします!

今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想①
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想②
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想③
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想④
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想 ⑤
今読みたい!火村英生の名推理 作家アリスシリーズ 有栖川有栖 著 感想 ⑥
長い廊下がある家
シリーズ十九作目、中編集です。
ドラマの最終回を飾った
『ロジカル・デスゲーム』も収録。
(大分内容は違いますが)
珍しく有栖単独の名推理が拝める
『天空の眼』はファン必見ですよ〜!
隣人に頼まれて、
心霊写真に悩まされている女子大生の
相談にのったことから、
有栖は奇妙な殺人事件の解決に
乗り出すことに。。。
Google アースを見て、有栖が閃いた
真相とは?
――『天空の眼』
過去に僅かに関わりを持った男に欺かれ、
命懸けのゲームに参加させられる火村。
何人もの自殺志願者に引導を渡した
「ロジカル・デスゲーム」
とは?
攻略法はあるのか?
――『ロジカル・デスゲーム』
『雪と金婚式』も
ミステリーなのに何だかほのぼのとする
お話で、素敵でした。
高原のフーダニット
シリーズ二十作目。
長めの中編二本と、
夏目漱石の『夢十夜』をモチーフに、
短編十本をまとめた『ミステリ夢十夜』が収録。
淡路島で、
休養中だというのに事件解決に
駆り出された火村。
手助けするため島に渡った有栖は、
淡路島から沼島を駆けめぐる。
被害者に借金があったため
容疑者にされた男は、
強固なアリバイがあったうえに
なんと二千万円の宝くじを当てていた!
――『オノコロ島ラプソディ』
仲の悪い双子の弟を
「殺してしまった」と、
火村に電話してきた青年が、
高原の別荘で
他殺体となって発見される。
彼は火村に自首する決意を
語っていたのだか。。。
――『高原のフーダニット』
表題作は「高原」の保養地を舞台に、
その小さな地域の中心である喫茶店に
集まる人々の、
いかにも「村」的なやりとりを描いた感じが
クリスティー的で、すごく好きです!
菩提樹荘の殺人
シリーズ二十一作目、短編集です。
ドラマにも使われた、
『アポロンのナイフ』ほか、
「若さ」をテーマにした短編が集められています。
表題作では
有栖と「菩提樹」の意外な関係が
明らかに。。。
無差別通り魔事件で犯人と目される少年が
逃亡中という噂が流れる中、
大阪で高校生のカップルが刺殺される。
彼らはアポロンの標的になったのか?
未成年と言う理由で指名手配をためらう
警察の対応に問題はなかったのか。。。?
――『アポロンのナイフ』
偶然、
大学時代の同級生に出会った有栖。
学生時代の火村の、知られざる
「探偵」エピソードを聞くことに。。。
――『探偵、青の時代』
火村の学生時代を描いた『探偵、青の時代』、
凄く火村らしさが出ていて好きですね。
名探偵ぶりもそうですが、
同級生からの浮き具合がまたなんともw
これのドラマが『hulu』限定で
配信してるんですよね〜!!
アナザーストーリー|臨床犯罪学者 火村英生の推理 | 日本テレビ
。。。やっぱり登録しちゃおうカシラ??
まとめ
と、こんな感じで。
いよいよシリーズ読了に
リーチがかかってまいりました!
最新作の『鍵の掛かった男』は
シリーズ読破を始める前に読んでしまったので、あと1冊ですよ。
全部読んだら、個人的ベストなんかも
選びたいですね〜!
Posted from するぷろ for iOS.
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。